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「もっと おおきな たいほうを」 ~秋の人権同和学習に寄せて~

公開日
2025/10/08
更新日
2025/10/20

校長室から



野沢温泉中では10/14(火)からの1か月間を人権同和学習を特に大切にする期間として、各学年で学習を行っています。



この日は、朝の集会の時間を使って、校長からお話しする機会をいただきました。
今回は『もっと おおきな たいほうを』(二見 正直・2009年 福音館書店)という絵本を紹介しました。この絵本は、読み聞かせであれば3歳以上が対象年齢なので、中学生の中にも知っている人が何人もいました。この話は、ある国の「おうさま」がキツネを驚かせるために「たいほう」を打ちますが、キツネもそれよりもっと大きな「たいほう」を作って…という展開で始まります。これを人権同和学習の点から読んでみると、どんな意味があるのか? を伝えました。
学年によっては「『おうさま』はなぜ『たいほう』を『おふろ』に変えたら、『たいほう』を打ちたくなくなったのだろう?」と問い直して考えてくれました。

「人権」とは、「人(間)が幸せに生きる権利」であり、人権同和学習とは、「人権や差別について考え、自分・相手・周りの人の幸せのために行動できる自分と仲間をつくる学び」であると考えます。11/5(水)の授業参観日には、全学年で人権同和学習を公開します。今後も「人権や差別について考え、自分・相手・周りの人の幸せのために行動できる自分と仲間をつくる学び」積み重ねていきます。